子どもの大切な晴れ舞台のひとつ
運動会は、元気に活躍する子どもの姿を余すことなく撮影したいものですよね。
ここでは、
運動会の写真を撮るときの構図について解説していきます。
▼構図次第で見映えのする写真に
常に動き回る子どもの姿を撮影をしなければならない
運動会では、構図次第で見映えのする写真にも残念な写真にもなります。
走ったりダンスをしたりと動き続けている子どもを撮影するためには、カメラマンが動くことが大切です。
レンズをのぞいて、子どもの姿が中心にくるような位置でシャッターを押すようにします。
カメラ機能のグリッド線を表示すれば中心の線が分かりやすくなります。
リレーなどで走っている姿を撮影するときには、コーナーを曲がり始めるあたりの場所で待ち受けていて撮影するような構図にすると、ちょうどこちらを向いた子どもを中心に収めることができます。
▼競技の前後を思わせる構図
たとえば走る子どもの前方に余白を設けた写真はこれから進んでいく方向を想像させ、子どもの後方に余白を設けた写真は走ってきた軌跡と競技の終了を想像させます。
このように、写真を撮影する構図で余白をどこに設けるかによって競技の前後を思わせ、ストーリーが完成します。
また、天気のいい
運動会の当日に、子どもの写真を撮る場合、子どもの頭上に余白を設けて青空や飾られた万国旗を写せば、子どもに特別なポーズを取らせなくてもドラマチックな写真を撮ることができます。
▼まとめ
運動会という子どもの大切な晴れ舞台で写真を撮るときには、構図に気を配るだけで見映えのする仕上がりになります。